介護現場にいじめ?職場を見分ける方法を伝授

介護現場でのいじめがあるというニュースが、たまに流れてくるのを見たことはないだろうか。介護職の現場でのいじめは陰湿で、しかも悪質なものが多い。小さいものや大きいものまでさまざまだが、転職先のいじめがあるかどうかを見分ける方法はあるのだろうか。求人情報や条件だけで仕事場を決める前に、長く働ける快適な職場を探すためのポイントがいくつかある。

1つ目は、実際に現場を見せてもらうことだろう。介護施設、グループホーム、特別養護施設などは利用者が入居しているため、日常で何が行われているか見学を申し出ることができる。2つ目は、現在働いている人や勤務年数などを聞いてみることだ。環境が悪い職場は、離職率も高いことが多い。そのため、常に人を募集していたり現在勤務している人の勤務年数が短い人が多い場合は、何等かの理由で退職している人が多いかもしれない。

3つ目の見分ける方法は、インターネットや口コミでの施設の評判を調べてみることだ。今はどんな人もSNSでの発信をいている人が多い。職場に関する発信を禁じている施設もあるだろう。利用者の守秘義務にも反するためあまり、最新の情報が出ていることは少ないが、退職した職員が匿名で投稿していることがある。SNSはその匿名性のため、全てを信じるのはリスクが高いが一つの指標として考えるのが良いだろう。介護現場にいじめが必ずあるわけではないが、派閥や人間関係は外側からみてもあまりわからないことが多い。また管理者は、常に介護施設で働く職員の要望を聞く時間を設けるなど配慮が必要だ。